【ポケモン剣盾】ポケモンWordle大会構築記事 ゲノイベル【ダブルバトル】
令和4年初め、ポケモン界に新たな特殊ルールのフィールドが開かれた。
そうポケモンWordleのリリースである。
有志により開発されたこのゲームを見た特殊ルール愛好者が思うことはただ一つ、
「これ使ってパーティ決めて対戦しようぜ」
という訳で主催した今大会の構築記事と感想記事になります。
ルール等はこちら⇒
equal-gleich4060.hatenablog.com
使用可能ポケモン
今回はWordleチャレンジモードで正解したポケモンだけが使用できる(禁止伝説・幻も使用可)ダブルバトルです。
まず正解できたポケモンを振り返りましょう。
提出日まで何回でも再プレイ可能なルールにしたものの、私自身は2,3回で良いポケモンが引けました。
※黄色が使用可
対戦相手について
個体紹介前に、今回は対戦相手が3名と少なく、総当たりであるため各参加者の使用可能ポケモンを見てから考えたほうが良いと思いました。
ではこちら視点での各参加者のポケモンへの所感です↓
①えふさん
オーガルンパの並びが完成しているがその他のポケモンの火力が低め。
ただし猫だまし持ちが3匹いるため、カイオーガの処理に手間取る可能性が高い。
こちらのすいすいガマゲロゲの物理ダイソウゲンで対応もできるが、オーガルンパのどちらからも飛ばされる可能性があるので、これも安定はしない。
ベロベルトのノー天気でイベルとオーガの撃ち合いに持ち込むのが無難そう。
②うえすさん
こちらが大崩れするなら軽業フワライド以外にはないように見える。
トリルもケルディオと相性が悪いため、影うち+弱保フワライドを使いそう。
ケルディオはイベルとの相性が悪く打点もないがフワライドはダイサンダー(元技:雷)が撃てるため、バトンでケルディオに繋ぐより自分で殴りに来るように思える。(ただうえすさんならバトンしかねないとも思う。)
いずれにしてもデスバーンの黒い霧で能力上昇を潰せば大丈夫そう。
③くますーんさん
参加者中最も使用可能ポケモンが多いうえにほぼ最終進化という鬼のような構成。
ギラティナは確定。S操作はドータクンのトリルとマニュ、ユキノオー、ベロベルトの凍える風、ルチャブルの軽業が見える。
9割トリルパだと思っているがマニュorノオー+ルチャブルで味方殴り軽業弱保がありえるため、そこも考慮しつつ組みたい。
また、トリルでもメインになるのはドータクン+ドラミドロでの地ならし弱保だと予想している。
どちらもデスバーンで対策可能なのでデスバーンの選出は必須。
そして今回の対戦相手で最もゲノセクトが刺さるのでゲノセクトで勝ちに行きたい。
基本的に全員にある程度の有利は取れていると思っているのでしっかり構築と選出を考えたいです。
構築・個別紹介
前述の各参加者への考察をもとに組んだパーティがこちら↓
では個別紹介です。
①イベルタル@チョッキ
ダークオーラ 臆病HSベース
バークアウト/悪の波動/デスウイング/不意打ち
入れない理由がない禁止伝説。
すべての対戦相手に選出予定。
対えふさん、うえすさんでは正面からの殴り合いをしていきたいので持ち物はチョッキ、対くますーんさんではダイマなしでギラティナと最後に対峙する形になると考えられるためトリル下でも動けるよう不意打ちを採用。
ケルディオにはどうしても上を取られるのでSは最速カイオーガ抜きまでにした。
②ゲノセクト@達人の帯
ダウンロード 意地HA
吸血/思念の頭突き/ダメ押し/ブレイズキック
おそらく最初で最後の使用になるであろう幻のポケモン。
多分記事を読んでいる人のほとんどが種族値を知らないと思うので紹介すると
H71 A120B95 C120D95S99 の600族 である
イメージはテクノバスター=特殊型だが、AとCが同値で特性ダウンロードであるため実は物理にも対応可能かつ技範囲がユーラシア大陸なみの広さを誇ることから型の予想はできないと思われる。
今回は対戦相手の耐性が特殊寄りであるため物理で採用することにした。
アイアンヘッドは通りが悪いので不採用。全対戦に選出予定だが、主に対くますーんさんでの活躍を見込んでの技構成となっている。
ダイワーム(吸血)、ダイサイコ(思念)はドラミドロ用、ダイバーン(ブレイズキック)はハガネール、ギルガルド用、ダイアーク(ダメ押し)はギラティナ、ギルガルド用と全方位対応可能なまさにリーサルウェポン型ゲノセクトである。
ブレイズキックに関して、ダイバーンの元技としてブレイズカセットテクノバスターもあるし、これならハガネールを確殺できるが、技範囲の広さから帯で全員に圧力をかけられる構成の方が良いと感じたこと、いうてもハガネールが出てくることはあまりないだろうという読みで物理ダイバーンにした。
エレキカセットテクノバスターや他にも電気技を覚えるがすべて特殊技のため、カイオーガ対策にはならず、むしろダイストリームで飛ばされる可能性が高いのでダイマオーガと殴り合うのは無理と判断して電気技は持たせなかった。
③デスバーン@たすき
生意気最遅HD
対うえすさん、くますーんさん戦で選出予定。
トリル封印枠に見えて、こちらの一番の採用理由は黒い霧による能力上昇系ギミックの封殺である。
特にうえすさん戦で黒い霧が重要になると思われるため何があっても耐えるようにたすきを持たせた。
他の技は正直なんでもいいので攻撃技として無効にする強力なポケモンが少ないナイトヘッド、とりあえず撃てる鬼火、相手がトリルで来なかった際にゲノセクトを動きやすくするためにトリルを採用。
④ケンタロス@拘りスカーフ
威嚇 陽気AS
岩雪崩/地ならし/インファイト/地獄突き
貴重な威嚇枠としてうえすさん、くますーんさん戦で選出予定。
初手に出て威嚇と雪崩か地ならしをばら撒くのが役割。
たすきが余らなかったのでマニューラに上からトリプルアクセルで倒されないためにスカーフで採用した。
相手にストレスをかけるだけかけて散ってほしい枠。
⑤ベロベルト@食べ残し
ノー天気 生意気HD
はたき落とす/地均し/手助け/守る
対えふさんで選出予定。
イベルタルとカイオーガがイーブンの状態で殴り合うために採用。
そのため補助に全振りの技構成にしている。
パワーウィップはあっても大した火力にならないので不採用。
場に残り続けるために食べ残しを採用。
⑥ガマゲロゲ@リンド
貯水 勇敢AD
パワーウィップ/毒突き/地団太/守る
対えふさんで選出予定。
すいすいと迷ったがおそらく相手はベロベルトの処理に時間がかかると予想し、天候なしで戦える貯水で採用。
技はえふさんにしか選出しないためカイオーガに撃つパワーウィップとルンパッパに撃つ毒突きを採用。
地面技はバクガメス用に一応入れた。
最後に安定の守るで技構成は完成。
リンド読みで草技と水技を重ねられることがあればラッキーです。
各対戦の感想
①くますーんさん戦
相手の構築↓
先発 ケンタロス デスバーン
相手がマニュ+ルチャで来たのでデスバーンでトリル。
ケンタロスはルチャの一撃で飛んだが安全にゲノセクトを展開でき、そのまま裏のギラティナ、ノオーまで押し切った。
2ターン目、ルチャに攻撃を守られた後、相手マニュがバクアを外してくますーんさんは「うー--ん」ってなってたけど実際は物理なので関係なかったという。
見事にイメージにより型を読み違ってもらいました。
②うえすさん戦
先発 ケンタロス デスバーン
相手はチラチーノ+フワライドから。
ケンタロスがスカーフ雪崩でチラチーノを2回ひるませたのはラッキーだった。
フワライドが普通に追い風してきたのでトリルしてゲノセクトを交代出ししたらケルディオに熱湯一発で焼かれて「うわあああああ」ってなってしまい型がバレた()
その後もウデッポウの水の波動でイベルが一発で混乱自傷したり、プレミで2回目のトリルしてウデッポウに引っくり返されかけたがなんとか勝利。
①えふさん戦
先発はペルシアンとルンパッパから。(裏カイオーガ+エレキッド)
デバフで粘られるだろうと予測していたら、その通りに捨て台詞から入られたのでダイマせずに削りを入れていくようにした。
ベロベルトがカイオーガ以外の持ち物を全て叩き落としてペルシアンとルンパッパをゲノセクトが+1吸血で粉砕した。
最後、弱保オーガをエレキッドに起動されてゲノセクトは飛ばされたが、ダイマゲロゲがしっかりオーガを落として勝利。
ベロベルトはちゃんと最初から最後まで場に残り続けた。
結果&感想
ということで結果は!!
見事3-0で自演優勝です!!やったね!!!
完全にポケモンの引きで勝ってましたね。
全ての相手に対して有利なパーティでした。
人生最初で最後の使用で見事に活躍してくれました。ありがとう。
さて、このWordle大会ですが次は4,5月頃にORASトリプルでの開催を予定しています。
今回の改善点としてはいくらでもWordleのやり直しができるというところをどうするかというところですね。
やはり一発で決める方がエンタメ的においしいですが、一発でやってくださいというのを参加者全てに守ってもらうor運営がそれを確認するのが難しいというところも思います。
そこらへんのルールは調整しつつ開催するのでぜひ参加していただけると嬉しいです。
というわけで今回はこの辺で、ありがとうございました。
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